香港大学ビジネススクール+EQパートナーズ 特別セミナー

去る7月23日(火)14:00ー17:00、ホテルニューオータニにて、EQパートナーズが提携しております香港大学ビジネススクールで開講されている「グローバル経営戦略とマネジメントコントロール(経営管理)」講座を体験していただく、特別セミナーを開催いたしました。英国エコノミスト誌で2012年のアジアのNo1 ビジネススクールに選ばれた香港大学ビジネススクールのAMY H.L.Lau教授をお招きし、中国・アジアの企業事例を用いた講義とディスカッションを行なっていただきました。
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講義ではまず、中国大手電機ハイアールについて、中国国内でのシェア拡充から世界市場へのグローバル展開の方法、また、社員の意識改革の取り組みや市場参入の戦略といった具体的な成功事例を挙げていただきました。ハイアールは1984年に中国青島でスタートした地方の家電メーカーで当時、品質・モラルなど大いに問題のあった同社を76台の不良品の冷蔵庫を従業員の目の前でハンマーでたたき壊すなどして、品質やモラルに関する
意識変革を行なったり、トップ10%の人材がボトム10%の人材を指導・育成するという“10-10ルール”などのユニークな仕組みを徹底して良質な組織文化を作り上げていったことも成功要因の一つです。

AMY教授によると、ハイアールは世界で戦うために、
日系・欧米系の電機メーカーだけではなく、他の業界の事例なども多く研究し、自社の経営システムの改善に取り込んでいるそうです。日本企業も欧米の事例のみではなく、このようなアジア、新興国の企業もベンチマークし、経営に取り入れる必要があるように思います。ハイアールケースは、香港大学アジアケースリサーチセンターで購入できます。
(US$6.95)
http://bit.ly/1qdNsB8

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