【おすすめの本】『野村の「監督ミーティング」』(日文新書)

EQパートナーズ講師の 藤原敬行 です。
藤原敬行

今回は、『野村の「監督ミーティング」』(日文新書)という本をご紹介します。

野村監督のリーダーシップスタイルは、“筋道を立てて考える”ということを大原則として、
大きく4つの点に重きを置いているといえます。

一つは、野球人である以前に人間として尊敬されるような立派な人格を持つことを求めるということ。
「野球とは何か」「人生とは何か」といった意義をしっかり考え人間性を高めることが、
結果的には野球面の向上にもつながると主張しています。

二つ目は、練習で明確な目的意識を持って計画・実行・確認をするということ。
通常社会のPDCAサイクルを野球でもきちんと回すということです。

三つ目は、ロジカルシンキング野球。
試合の一球一球にも、なぜそのように判断するのか、その行動の根拠は何か、といった具合に、
あらゆることにその裏付けとなる“根拠”を求めています。
そしてその根拠は、徹底的にファクトを集め分析することにより法則として導き出され、
更には心理的な洞察も加えられたものであるため、目論む結果が非常に高い確率で得られる、
というわけです。

そして四つ目は、指導をしないということ。
とはいっても放置するわけではなく、本人に“考えさせる”きっかけを与える(=ボヤく)ことで
自己変革を促し、それによって選手を成長させています。

特にプロ野球選手のレベルにもなると、技術で大きな差が出る余地はもはや少なく、
考え方を変えて自分を変革することのほうが大きく伸びる可能性が高いと言えます。
しかし人間というものは、人から言われて変わるということはあり得ません。
自分で変わろうと思わない限り絶対に変わりません。
野村監督は、選手に変わるための“気づき”を与えるような示唆のある問いかけをすることで、
選手の考え方を変えて伸ばすことによりチームを育成してきたと言えるでしょう。
また、人を育てる以上、自分自身も学び成長し続けることの重要性も説いています。

「考える野球」の根幹となるこれら野村リーダーシップ論は、そのままビジネスの世界にも、
更には教育現場や私生活の様々な場面にも応用して考えることができるのではないでしょうか。

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(EQパートナーズ コンサルタント  藤原敬行)

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