【ハーバード・ビジネス・レビューから学ぶ】第1回:『ビジョナリー・カンパニー』著者、ジェームズ・コリンズの提唱するリーダーシップの 5つのレベル

【ハーバード・ビジネス・レビューから学ぶ】

ハーバード・ビジネス・レビューでは、毎月、ハーバードの教授をはじめ、著名な大学教授またコンサルタントによる経営・ビジネスの知識・情報を提供しています。その中から日本の経営者・ビジネスパースンの方にお役に立つ内容をピックアップし、日本語訳していきます。今回は、第1回目として、第5レベルのリーダーシップです。

「ビジョナリー・カンパニー」著者、ジェームズ・コリンズの提唱するリーダーシップの5つのレベル

「ビジョナリー・カンパニー」著者のジェームズ・コリンズの研究によると、最も卓越した企業を特徴付けるのがレベル5のリーダーの存在です。それでは、レベル5のリーダーとはどのようなリーダーでしょう。以下の図の通り、コリンズはレベル1から4のリーダーをそれぞれ、有能な個人、組織に貢献する個人、有能な管理者、有能なリーダーと定義づけています。レベル4の有能なリーダーとは、明確なビジョンに向け高い業績を達成するように組織に刺激を与える事が出来るリーダーの事です。しかし、コリンズはこのレベル4のリーダーの上にさらに一つ上のレベルを設けました。そのレベル5のリーダーとはレベル1から4の特徴を全て併せ持つ上に、”不屈の精神と謙虚さ”を兼ね備えたリーダーです。

five_levels_of_leadership

“不屈の精神と謙虚さ”とは具体的にどのような特徴でしょうか。コリンズは次のような例を挙げています。業績不振の際、レベル5のリーダーは他人や外的要因ではなく、自分自身を反省し、業績が向上した際には自分自身ではなく、成功を他人のおかげだと認識し、回りの人を褒めてその努力に感謝の意を示します。

しかし、コリンズの分析によると、このような状況では実際には、業績不振は自分自身が原因ではなく、業績の向上は自分自身の奮闘が大きな要因であると考えるリーダーが多いとのことです。また、レベル5のリーダーは自分自身の目標や夢よりも、組織全体の向上にエネルギーを費やす事に集中します。レベル5のリーダーは謙虚でありながら強い意志を持ち、物静かだけど険しいという特徴の持ち主です。

より外交的なリーダーシップを好み、推奨する今日の企業のスタイルの影響もあり、このような特徴を兼ね備えた人物がリーダーのポジションに登る事は稀です。内向的、外交的という二元的な評価にとらわれず、レベル5のリーダーになれるような素質を持つ人を探し、チームに取り入れてみると良いかも知れません。

参考:

The Harvard Business Review Channel. The Explainer: Level 5 Leadership.

https://itunes.apple.com/us/podcast/explainer-level-5-leadership/id280272386?i=1000368469019&mt=2

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