1.【コラム】リーダーシップ開発最前線 & 大変革時代のリーダーシップ
1月22日(水) 立教大学経営学部 中原淳教授を基調講演にお招きして、弊社
EQパートナーズ 特別セミナーを開催させていただきました。
1)「リーダーシップ開発 最前線」by 中原淳教授
・リーダーシップ論とリーダーシップ開発論の違い
・かつて顧客や市場が求めているものが決まっていて、決まっていることを行ってきた
リーダーシップと、現在のように、顧客や市場が求めているものが多様化して生きている時代
では、リーダーシップやリーダーシップ開発が変化してきていること。
・リーダーシップ開発における3つの要素
①悶絶リーダーシップ経験(タフなアサインメント)
②チームリフレクション(チームでの振返り)
③スパイシーフィードバック(耳の痛い点をストレートに伝える)
について解説を頂きました。特に①の厳しい体験も重要ですが、②と③の機会をしっかりとることの重要性を強調されていました。

2)「大変革時代のリーダーシップ」 by EQパートナーズ・立教大学 安部
・デジタル化、多様化、グローバル化、社会問題の4つの大きな変革により、
求められるリーダーシップも変化してきていること
・デジタルを活用したリーダーシップ&コミュニケーションと
良質なアナログリーダーシップ&コミュニケーションを両立させる重要性
・ダイバーシティ’多様化を受け入れていくこと)とインクルージョン(経営理念やビジョン、バリューなどを中心とした求心力の部分)の両立の重要性
・グローバル化すると同時に、日本の歴史、文化、宗教、考え方などへの理解の重要性
そして、
・人間理解、社会理解という視点でのリベラルアーツ教育自分自身を知ること
などについて、解説させていただきました。

今後、ますます変化し、複雑化する環境の中で、リーダーシップの変化しない部分と変化していく部分を理解し、実践活用していくことの重要性を再認識しました。
2020年2月
EQパートナーズ株式会社 代表取締役社長
立教大学大学院ビジネススクール教授
安部哲也