私が担当する立教大学大学院の起業マインドとスキルの講義にて、社会人MBA生全員に2017年の抱負を書き初めしてもらいました。
「飛躍」、「基礎固め」、「一歩一歩」、「生き残る」、「乗り越える」などの言葉が書かれました。
それぞれの置かれている環境やこれから立ち向かう挑戦をイメージしながら、思いを込めて、力強く書いていました。
私自身は「人を育てる」と書きました。
「金を残すは下、事業を残すは中、人を残すが上」(後藤新平氏)を意識したものです。
「事業」は金を稼がないと継続はできません。しかしながら、それよりも事業を残すことのほうが大切で、それ以上に次代を創り出す人を残すことのほうが大事である、という言葉です。
これを念頭に、2017年もまた、企業様での人材育成と大学での人材育成に邁進していきたいと思います。
皆様の2017年の抱負はどのようなものでしょうか。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(EQパートナーズ 代表・立教大学大学院 特任教授 安部哲也)