日頃は格別のご支援、ご高配を賜り誠にありがとうございます。
おかげ様をもちまして、弊社EQパートナーズは2016年10月1日より15期目の事業年度に入りました。引き続きリーダーシップ、グローバル、MBA系のスキルなどの人材育成プログラムを、企業・大学向けにご提供してまいります。
私どもなりに企業の人材に関する最近の課題を下記のようにとらえております。
1)求められる人材の変化:ニーズ対応型人材から事業創造型人材へ
メーカー、IT、流通、金融などの業界に限らず、従来の「顧客の顕在化した要望・ニーズに合致した商品・サービスを確実に提供できる人材」から、「顕在化していないニーズに関して自ら仮説を立てながら、新しいビジネスモデルを具現化していく人材」へと求められる人材が変化している。
2)広い意味でのダイバーシティ人材の育成
女性、LGBT、シニア、外国人、障がい者など幅広い意味でのダイバーシティの推進が求められている。本質的には経営理念などによるインクルージョンと個々を活かすダイバーシティの両立が必要。
3)グローバル人材の育成(日本人・外国人を含む)
海外市場開拓また海外M&A先などで経営・ビジネスができる人材の育成が求められている。英語のみならず、IQ,EQとCQ(異文化対応力)、AQ(逆境対応力)が必要。
上記3点は、これまでの経営スタイル、ビジネスの進め方、また企業文化などから、多くの日本企業が苦手とする分野であると思います。
企業における求められる人材像も大きく変化しつつある中、
弊社EQパートナーズでも、次代をリードできる人材育成に取り組んでまいりたいと考えております。
1)情熱を持ち、自らをリードし、創造性を発揮する人材育成
2)経営理念などによる統合化と多様化の双方を両立できる人材育成
3)グローバルを視野に入れ活躍できる人材育成
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
2016年10月
EQパートナーズ株式会社 代表取締役
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科(MBA) 特任教授 安部哲也