フィリピン マニラ郊外にあるスモーキー・マウンテンというスラム街を視察しました。
マカティというマニラの中心地から、渋滞がなければ、30分-40分くらいのところにあります。
以前は、ごみの山でそのごみを仕分けする人たちが集まり、時折、そのゴミが燃えて煙が出ていることから、スモーキー・マウンテンと名付けられ、かつては”アジア最大のスラム街”と言われたところです。
車でゲートを入り、管理事務所で立ち入りの許可を得て、2人のガードマン兼ガイドをつけてもらい、スモーキーマウンテンに上ってきました。そこには、バラックのようで、台風や大雨の時はどうなるのだろうという狭い家に大人数の家族が暮らしていました。許可を得て、家の中をのぞかせてもらうと、水道、電気、ガスなどない中での暮らしでした。衛生状態もあまり良いものではないようです。
「貧困」という言葉を聞いたり、数字で一日2ドル以下で生活をしていると、聞いていましたが、実際に現地を見てみると、まったく違うものが見ててきた感じがします。
微力ではありますが、このような社会課題に対して、何か少しでも貢献できないかと思います。
こちらは教会で日曜日にはお祈りが行われるそうです。