【セミナー報告】2014.06.25『米国シリコンバレーに学ぶイノベーションノウハウと教育』開催しました

1 セミナー概要
2014年6月25日に米国シリコンバレーのコンサルティングファームKANABO CONSULTINGのCEOのTom Spargo氏を招き、
弊社コンサルタントの安部哲也、藤田勝利、藤原敬行を含め
『米国シリコンバレーに学ぶイノベーションノウハウと教育』と題したセミナーを開催しました。
イノベーションのメッカと言われるシリコンバレーの最新情報とイノベーションのケースを共有し、
そしてそれをどう日本に活かすかというテーマなどについて、活発な議論を行いました。
当日はほぼ満席となる約60名の方々にご参加を頂きました。
ご参加の皆様、誠にありがとうございました。
同内容に関して、研修・セミナーの実施をご希望の方はご連絡ください。
seminar@eqpartners.com

2 『シリコンバレーに学ぶイノベーションノウハウと教育 』
TOM SPARGO氏の講演PIC_0172
「イノベーションはシリコンバレーだけで起きているかのように思われがちだが、
日本で起きていないわけではない。
一部の日本企業によるB TO Bのイノベーションには優れたものがある。
例えば、自動車産業ではハイブリッド技術においてトヨタなどの日系企業が
欧米企業よりもはるかに先行しており、
電気自動車なども日系メーカーが進んでいる。」

アメリカの中でもシリコンバレーはイノベーションや起業において、かなり特異な地域で、
出資の仕組み、起業家ネットワーク、教育環境などが他の地域と大きく違っているそうです。
また年間の1-2か月を除き、快適な天候に恵まれていることも
イノベーションや起業を起こさせる一つの要因だそうです。
シリコンバレーへのあこがれから”SILICON VALLEY”という映画まで作られています。

企業ケースとしては、著名なAPPLE、GOOGLEをはじめ、Airbnb, LendingClubなど、
まだ日本にはなじみのないベンチャー企業の破壊的イノベーション例も数多く紹介されました。
「イノベーションは育成できるか?」という問いに対して、
下記のような大学でのイノベーション 短期集中イノベーション講座が紹介されました。
1) STANFORD大学 ブートキャンプ(1週間):顧客本位のイノベーション、デザイン思考 など
2) UC Berkeleyのブートキャンプ(1週間):イノベーションを起こす組織 など

3 『日本企業のためのイノベーション理論』
EQパートナーズ コンサルタント 藤田勝利PIC_0246
Spargo氏の講演を受けて、弊社コンサルタントの藤田勝利が、
どのようにすれば日本企業でよりイノベーションを起こせるかというテーマを中心とした講演を行いました。
イノベーションは勘、ひらめきやギャンブルといったものではなく、またハイテクに頼ったものでもない。
また、そうしたイノベーション機会をどのように発見したらよいのかという点について、
ピーター・ドラッカー氏の理論などをベースに、体系的に解説しました。
【参考】ドラッカーによるイノベーションの7つの窓:
① 予期せぬ成功・失敗 ②社会におけるギャップを見つける ③ニーズの存在を探る
④ 産業構造の変化を見る ⑤人口動態の変化を見る ⑥認識の変化を見る ⑦新技術をいかす

4 『リーダーシップとイノベーション』
EQパートナーズ 代表 安部哲也PIC_0304
続けて、弊社代表安部哲也が、リーダーシップと絡めたイノベーションの方法について講演を行いました。
ヤマト運輸の宅急便(1975年)、バリューネットワーキング構想(2010年)、
小林製薬などの日本企業によるイノベーションケースから、
「日本企業は破壊的イノベーション”(注1)が苦手か?」
「イノベーションはトップダウン、ボトムアップどちらで行うべきか」
「アイデアを創出するリーダーシップと組織文化のあり方」などを共有しました。

また、イノベーション・レーダー(注2) を用いて、既存企業・組織がイノベーションの方向性を検討する意味・
活用方法などを解説しました。

(注1)「破壊的イノベーション」とは、新たな製品により、今までとは違った価値を市場にもたらすタイプのイノベーションです。
(注2)「 イノベーション・レーダー」についてご興味があれば、ぜひ弊社までお問い合わせください。
【参考】イノベーション・レーダーの4つの基本軸: ①製品・サービス ②顧客 ③プロセス ④流通ルート

5 パネルディスカッションPIC_0457PIC_0462
最後は上記3名の講師に、弊社コンサルタントの藤原敬行を加えた4名で、
各人の経験を元に講師陣と参加者でオープンな意見交換を行いました。

日本企業がイノベーションを起こすため、下記のような点が重要であることを議論しました。
― イノベーションを起こすには、トップダウンとボトムアップを併用する。
― プロダクト・イノベーション(製品・サービス自体のイノベーション)だけではなく、
プロセス・イノベーション(例:顧客へのソリューション提供、サプライチェーンの見直しなど)も重要である。
― 日本企業はスピード・活動量を上げることと新興国などからも学ぶことが重要である。
― チャレンジし失敗することも重要である。スタンフォード大学では「早く失敗すること」を奨励している。

イノベーティブな企業とされるIBMの、新しいアイデアや特許などへの報奨金、社内論文の推奨
などの事例も紹介されました。
また、受講者からは「日本企業だとイノベーション創出のための事業アイデアを募集しても、
最終審査ではどうしても無難なアイデアに行きついてしまうがどうしたらよいか」という、
切実な悩みが寄せられました。

【編集後記】
2時間半と短い時間でしたが、ご来場の皆様には今回のこのセミナーを通して
奥深いイノベーションの真髄を垣間見られたのではないでしょうか。
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もし、EQパートナーズのイノベーションセミナー・研修、社内アントレプレナーシップ(起業家)研修、
事業計画・戦略・マーケティング研修や、米国シリコンバレーでの教育、シリコンバレー企業視察ツアーなどに
ご興味のある方は、
EQパートナーズ株式会社 セミナー事務局
op@eqpartners.com
03-5463-6525
までお気軽にお問い合わせください。

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