【コラム】セルフ・リーダーシップの大切さ(by安部哲也)

 私のリーダーシップ論では
1)セルフ・リーダーシップ(自分自身をリードする)
2)チーム・リーダーシップ(チームをリードする)
3)グローバル・リーダーシップ(グローバルチームをリードする)
4)ソーシャル・リーダーシップ(社会をリードする)
の4つを定義しています。その中でも出発点でもあり、最も重要と思うのが、
1)のセルフ・リーダーシップです。
 自分自身をうまくリードできなくては、他者・チームをうまくリードできません。
 以前「学習する組織」で著名な米国マサチューセッツ工科大学教授のピーター・センゲ氏、オットー・シャーマン氏らによる“エグゼクティブ向けリーダーシップ”コースに参加しましたが、全5日間のコースのうち、半分の2.5日間はセルフ・リーダーシップに当てていたことからも、セルフ・リーダーシップの重要さが分かります。
 
 セルフ・リーダーシップの実践・開発においては、下記のようなステップを踏むとよいと思います。
 1)自分自身(現状)を知る:例)自分の経験などから、好きなこと&嫌いなこと、強み&弱み   を知る
 2)自分のミッション・ビジョンを考える:例)何にワクワクするかを考える 
 3)自ら行動・実践する:例)日々、挑戦・改善する
 4)自ら振り返る:例)一日の終わりに振り返る、日記をつける
 5)他者からのフィードバック、アドバイスを得る:例)上司・同僚はもとより、何でも相談で   きるメンター(相談相手)を複数持つ

 下記はセルフ・リーダーシップの実践例です。
・毎朝、鏡を見て「今日が最後の日であれば、どうするか」考える (スティーブ・ジョブス氏)
・毎晩、『道をひらく』(松下幸之助著)を読んだ後、3年日記をつける (小宮一慶氏)
・「無知の知」(ソクラテス)を座右の銘とする(大手メーカー マネージャー)
・毎日、手帳に計画と結果を記述する
・趣味の音楽、スポーツなどに集中する (大手メーカー 主任)
・以前の上司、大学の先輩に相談する  
・社外の人たちとの交流を増やす(大手商社 部長) など

 自分自身に合った形でセルフ・リーダーシップを実践していただければと思います。

 最後に、マハトマ・ガンジーの言葉をご紹介します。
「永遠に生きるかのように学びなさい。明日死ぬかのように生きなさい。」

ご参考:「リーダーシップ理論の流れとリーダーシップの実践的開発方法」
       http://www.tbr.co.jp/pdf/sensor/sen_183_03.pdf     
    『ワールドクラス・リーダーシップ』(安部哲也著)
       https://www.amazon.co.jp/dp/4496044870

(EQパートナーズ 代表・立教大学大学院 教授 安部哲也)

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