香港と聞くとお金持ちが多いというイメージを抱く方が多いのではないでしょうか?
3月19日付香港各紙によると、香港市民の10人に1人が「百万長者」と発表されました。*
特区政府統計処が3月に発表した「2013年収入・労働時間調査」では
月収中位数が1万4100ドル(日本円:約18万円)、
最低賃金は時給30ドル(日本円:約380円)**
家賃と物価の高さを考えると、一般市民の生活は決して楽でない事が伺えます。
外国人が香港で生活していると、
華やかなライフスタイルの富裕層・一般的な生活をしている庶民、
この対照的なふたつのグループと知り合う機会に恵まれますが、
金融街を颯爽と歩く女性も、下町で魚を売るおじさんも、皆とにかくエネルギッシュ。
東京で通勤中見かける疲れた男女の姿はこの街には皆無な気さえしてしまいます。
これからこのエネルギー溢れる街、
香港のニュースやビジネス事情をレポートして行きたいと思います。
EQパートナーズ香港事務所 和田多実
* シティ銀行と香港大学が2013年の香港市民の資産と投資同行を調査した結果。
** 業界別の時給中位数は警備員・清掃業で33.3ドル、飲食業で37.2ドル、
小売業で40.9ドル、建設業で72.5ド ル、金融・保険業で89.8ドル。
最低賃金見直しを検討する会議は9月に開かれ、10月末に行政長官に提案、
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